
今、本当にやりたいことって何だろう?
「死」は誰にでも訪れます。
誰にでも訪れる大切なことなのに、普段の生活で話題にすることはあまりありません。
どちらかというとタブー視されがち。
いざという時が来て初めて「死」と向き合い、時間がない中で決断しなければならず悩み苦しむ人たちを何人も見てきました。
それは、自分の「死」に限ったことではありまん。
あなたの大切な人の「死」に対しても同じです。
差し迫った「死」に対して、どんな決断をしなければならないのか…。
想像するだけで怖いと思います。
けれど、私たちが「死」を怖いと考えてしまうのは、ただ単に「知らない」から。
いざという時が来る前に、「死」についてもっと知っていたら悩み苦しむことも少なくなるはずです。
「死」と向き合うことで、「今を生きている自分」と向き合う。
ひとりでも多くの人が「自分の生き方を自分で決めていけるように」
「自分のことを大切にして生きていけるように」
そんな願いを込めて活動しています。
Profile
プロフィール

松下夢佳
yumeka matsushita
岐阜県在住 1児の母
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看護師歴17年
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日本スケジューリング協会認定 手帳ナビゲーター
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日本ノートメソッド協会認定 方眼ノートトレーナー
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一般社団法人エデンの森 いっぺん死んでみるワークショップ 認定講師
整形の急性期病棟を経て、現在は地域包括ケア病棟で最期に関わる機会を頂いています。
私自身、祖父母3人の介護に関わり、様々な苦悩や喜びを家族感情とともに経験してきました。
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散歩に行くと出かけたまま帰らず、隣の市で警察に保護された祖父。温厚だった性格が認知症で変わってしまい、家族に手をあげることも…
大好きな家族が、病気によって家庭崩壊寸前まで追い詰められる恐怖と悲しみ。
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最後まで在宅で過ごした母方の祖母の点滴を交換しに、朝6時に車で走ったこと。
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病院で看取った祖母の心臓が止まりかけた時、孫3人で呼びかけたら奇跡の復活!翌日にプリンを食べながら『(三途の川を渡りそびれたから)次は呼ぶなよ』と、なぜか説教されてしまった笑い話。
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いろんな形で祖父母に関わってきたのに、最後の瞬間には間に合うことができず、後悔し過ぎて夢の中で祖母を見送ったこと。
良かったことも、悔やんだことも、そのひとつひとつが大切な思い出であり、祖父母が生きていたという確かな証になっています。
医療従事者とはいえ、家族の前ではひとりの人間。
「最期に間に合わなかった」
「生きているうちに、もっと○○しておけば良かった」
そんな後悔を、今でもふと思い返すこともあります。
事故や事件で亡くなった方、病気で亡くなった著名人
そんなニュースが毎日流れているのに
なぜか私たちは、自分や自分の大切な人に限って
『その時』はまだ来ない!
と勝手に思い込んで生活しています。

いつか必ず『死』は訪れるのだから
最期までどう生きたいか?を考えるのに
早すぎることはない。
看取る側の家族の思いと
医療従事者としての経験
どちらも知っているからこそ、伝えたい!
現役の看護師として常に現場で学びながら、ワークショップ等では最新の情報を参加者のみなさんにお伝えすることができます。
私の活動を通して『あなた』と、『あなたの大切な人』の『これから』を考えるきっかけになったら嬉しいです。
そして、ひとりでも多くの人が自分の生き方を自分で決められるようになってほしいと願っています。